1週間に1回の更新を目標にしているブログですが、前回の9月18日から10日ぶりの更新になってしまいました。先週は4日間名古屋に出張しておりまして、帰ってきた22日の翌日の23日あたりに、名古屋の話をアップしようと原稿を用意していたんですが、少し考えることがあって公開を自粛したんです。「考えること」については最後に書きます。
さて9月はいろいろと忙しいです。遅い夏休みを1週間取ってドイツ旅行にいったことで仕事がたまっているというのはもちろん大きな理由の1つなんですが、それ以外にも、13日が結婚記念日、18日は私の誕生日、30日は嫁の誕生日、セレモニーが多いんです。おまけにコンサートがあります。
誕生日みたいな記念日は一応何かお祝いをせんといかんのだそうです。まあ結婚記念日は確かにお祝いにふさわしいですわなあ。でも誕生日ってこの歳にもなって毎年お祝いせなあかんもんですか。お祝いにふさわしいのは20歳まででっせ。「1年1年無事成長して20歳を迎えました」というのをお祝いするのはわかるんですが、40歳も越えたらもう成長なんかありませんやん。精神的なことは別として、肉体的には年々衰えていくわけですから、「誕生日を迎えて1つ歳を取る」ということは、また1つ体力的に衰えてしまったという意味合いが強くてお祝いって気分にはなれませんけどね。
だいたい日本人の男性の平均寿命が78歳くらいでしょ。しかも死ぬ前に例えば寝たきりなんかで思い通りの身体活動ができない期間が平均で7年くらいって言われてますから、身体的なことだけに関して好き勝手なことができるのは70歳までと思っておくべきやと思うんです。それも常に素敵な友達とそこそこのお金があっての話ですからね。そう考えると42歳になった今、残りは28年しかないと思わんといかんですわな。誕生日迎える瞬間は「無事1年を生きられた」というよりは「また1年使ってしまった」という思いの方が大きいですわ。
そしてね。実際に40歳過ぎた2年前くらいからですが、いろんなところで衰えを感じるようになってきてます。同年代のみなさんはいかがでしょうか。40歳になるまでは全くこんなこと感じなかったんですが、その時は突然やってきますね。
まず最初。なんでもない平地を歩いてて躓くことが多くなったんです。何か段差とか石とかに躓くんじゃないですよ。何もない平地ですわ。おそらく歩く時に脚がちゃんと上がってないんでしょうね。上り坂なんかですと意識して脚が上げようとしますから躓かないんですが、平地で無意識に歩いていると結構な頻度で躓くんですわ。ものすごくカッコ悪いです。
歩きものでは下りの階段に自信がなくなってきました。若い頃は階段を降りるときに、前を見たまま「トントントントーン」って駆け足で降りられたんですが、今は前ではなくて下。つまりは足元のステップをきちんと見ないと階段を降りられなくなってるんです。平衡感覚の衰えでしょうか。
陰気な話ばっかりですいません。もの忘れも少しずつ増えてるような気がしますわ。まだ認知症ってレベルではないと思うんですが、リビングで飲んでてわざわざ台所の冷蔵庫まで行って、何を取りにきたのか思い出せずにそのままリビングに戻るってことがちょいちょいあります。家の玄関を出て車に乗り込んでエンジンをかけてから、「さて玄関の鍵をかけたかどうか・・」って、また車のエンジン切って玄関を鍵を確認しにいくこともちょいちょいあります。自分の記憶に自信がなくなってきてます。「指差呼称」を普段から心がけるようになりましたわ。指をさして「ヨシッ!」ってやつです。
計算能力なんかも衰えてきてます。若い頃はスーパーで買い物した時、4つ5つのアイテムならレジの計算よりも先に合計金額がわかっておつりのないように現金を準備できましたもんね。ゴルフのスコアの計算もそうです。1桁の数字を9つ合計するんですが、昔はスコアカードを3秒くらい眺めれば確実に合計を計算できたのが、今は1つ1つ足し算をしないと合計できませんし、また合計が正しいという自信がありませんわ。パソコンに頼りすぎてる生活がいかんのでしょうな。ニンテンドーDSの「脳トレ」なんかやったらええんかも知れませんね。
ちょっと本気で心配してるのが眼ですわ。ここ1年ちょっとで老眼が進行してるような気がします。視力は今でもいわゆる2.0以上あって抜群にいいんですが、近くの細かい文字にピントがあわないんです。今一番困ってるのが競馬です。競馬新聞が読みにくいんですわ。かなり離さないとデータが読めないです。あとは去年の京都検定の時に経験しましたが、マークシートが塗れない。解答用紙を遠くに置いて手を伸ばしてマークシートを塗りました。これについては近いうちに眼科に一度行ってみようと思うとります。
さて老化の陰気な話はここまでにしまして、この9月になってからの体調の変化で、今一番びっくりしていることを書きます。これも老化と関係あるのでしょうかね?もし専門の方や原因についてご存知の方いらっしゃったら是非コメントお願いします。
冒頭にも書きましたように、先週は名古屋に4日間の出張。初めての名古屋ステイの感想はいろいろありました。
例えば名古屋人は歩くのが遅い。関西は特別速いんでしょうが、東京と比べても遅いですなあ。駅の構内を歩いているとイライラします。で、一番の感想が食べ物ですわ。2週間前にブログに書いたのと同じ話ですわ。
「名古屋のお店の味付けが、どれもむちゃくちゃ塩辛い!!!!」
まあドイツとは全然レベルが違いまっせ。ドイツのは殺人的な塩辛さです。名古屋はそこまではひどくありませんが、入るお店、注文する料理、ホテルの朝食まで全部強烈な塩分でした。
「がブリチキン」って名前のお店知ってますか?たまたまホテルの前にあったんです。唐揚げ60分食べ放題とか無茶苦茶なメニューのお店です。もちろん食べ放題なんて注文しないんですが、2つ3つ食べたらイヤになるような塩辛さの唐揚げですわ。ビールやワインが進む進む。とても食べ放題は勝てません。
一番ひどいと思ったのが、宿泊してるホテルの朝食。ブッフェ形式の朝食ですが、焼き魚が塩辛い。まあ焼き魚はよろしいわ。量を減らしてご飯と一緒に食べるんで。ひどいのが味噌汁。辛くて飲めたもんやありません。初日はがまんして飲みましたが、2日目はさすがに紅茶用のお湯を味噌汁のおわんに入れて2倍に薄めて食しました。それでも濃いくらいです。
そんな体験をしたもんで、「名古屋の食文化はおかしい」みたいな名古屋人に対して批判的な内容のブログ記事を23日に書いてアップロードしようと思ったんですが、書いたところでふと気がつきました。
その後、京都のファミレスで食べたランチの味噌汁が無茶苦茶塩辛い!
これ、名古屋がおかしいのと違って、もしかしたら自分の味覚がおかしくなってるんと違うやろかと思うようになったんです。自分の味覚がおかしいのに「名古屋人の味覚がおかしい!」なんて書いたら怒られますからね。それで急遽記事のアップロードをやめたんですわ。
先月までは何ともなかったんですよ。ちょうどドイツ旅行に行って強烈な塩分料理に遭遇してからですわ。「塩分過敏症」って言葉があるんかどうかも知りませんが、塩分に対して非常に弱くなってます。
今日のお昼ごはんも同僚とラーメンを食べたんです。しょっちゅう行っている常連のお店のラーメンですよ。その同じラーメンのスープが塩辛くて飲めないんですから、やっぱり私の味覚の方がおかしくなってるんでしょうね。
この原因もひょっとして年齢のせい?それともドイツ旅行の後遺症でしょうか。しばらくしたら元に戻るのん?それとも何か進行する病気?
少ない塩分で済むことは腎臓なんかの臓器にとってはいいことなんでしょうが、急激な味覚の変化にちょっと戸惑っている今日このごろです。